抗原・抗体事業

梅毒Tp(Treponema pallidum)試薬用組換え抗原産生

◎梅毒Tp(Treponema pallidum) 用のリコンビナント抗原をカイコが産生します

臨床検査の梅毒Tp検査試薬の原料となる梅毒抗原タンパクTp15-17,Tp47を効率よく産生し、ウサギを使う必要がありません。

Setekaの梅毒(Tp)原料用組換え抗原製品リスト 

ItemConc.purityELISAICFCMWB
Tp15-172mg/mLCa.85%≧
Tp-472mg/mLCa.85%≧

この抗原の優位性

カイコ絹糸の可溶性タンパク質層に抗原が発現する為、抽出が容易で、性能も天然物と比較して遜色ありません
生産に必要なコスト(スペース、飼料、管理費)も、他の生物と比べ、はるかに低コストです
成長サイクルも早い為、飼育効率が良く、飼育スペースもとらない為、生産量を柔軟に拡張する事が可能です
抗原の生産にカイコを使用する事により、従来使用されていたウサギ(哺乳類)を犠牲にすることがなくなり、動物福祉の観点からも貢献します